13.延滞したら・・・
住宅ローンの返済が厳しくなって来たときは、早めに対策を図ることが大切です。
対策として、
- 返済額を抑える借換え
- 返済期間の延長
などが、あります。
例えば、子供の教育費負担が増えたなどの理由で家計がきつくなった場合、
金融機関によっては数年間に渡って金利を引き下げられるサービスなどがあります。
また、平成21年12月より「中小企業等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律」が施行され、
金融機関は、住宅ローンの借り手から申込みがあった場合には、
できる限り貸付条件の変更などの適切な措置をとるよう努めることになっています。(法律は時限措置)
たとえば、フラット35では、倒産やリストラによる解雇、給与やボーナスカットによる減収、
廃業などで返済が困難になった人のために、以下のような返済条件の変更に応じています。
- Aタイプ 返済の延長などにより、毎月の返済額を軽減
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- 1.倒産など勤務先の事情により返済が困難になっている人
- 2.収入減少割合が20%以上で、返済負担率が高い人
- 3.返済方法の変更により今後の返済を継続できる人
- Bタイプ 遅れている返済分を今後の返済に加える
- 1.返済が遅れている人 →返済分を期間内で均等に分割し、今後の返済分にプラスして返済
- Cタイプ 一定期間、返済額を減額
- 相談した期間内の範囲で返済額を減らす事ができる (減額期間が終了した後の返済額は増加し、総返済額も増加します。
- Dタイプ ボーナス返済の変更
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- 1.ボーナス返済月の変更
- 2.毎月・ボーナス月返済額の内訳変更
- 3.ボーナス返済の取りやめ